リオルカリオル

シングル最高2105(USMシーズン14)ダブル最高1924(ORAS幻)

業火滅却対面式ルカリザY 【S14 最高最終2105】

ルカリオ使いのユーキと申します。USMシーズン14のシングルレーティングでレート2100を達成することが出来ましたので、使用した構築を紹介させていただきます。

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【前語り】

今期は環境調査で様々な構築を回しつつ、何度もレートに潜ることで環境に多い並びや個体などを入念に調査してシーズン終盤までずっと結果を出すためのパーティの構想を練ることが出来たので完成度は高いです。

 

本記事では最終的にたどり着いた構築の紹介をします。

 

 

【コンセプト】

・優秀な対面性能で打ち合い、高火力技で押し切る

・受け崩し

 

【構築経緯】

C211リザードンYの晴れ下大文字耐え調整のポケモンをメタるオーバーヒートと火炎放射両採用のリザードンを、受け系の構築を蹂躙する為わるだくみ特殊メガルカリオと組ませこの2匹から構築がスタートした。対面性能の高いミミッキュ、環境の強力な物理アタッカーを止めるクッションとしてHBゴツメカバルドン、受けサイクルの崩しのコマとしてわるだくみ電気Z霊獣ボルトロス、今期若干増えたと感じたヌオー入りの受け回しに対する誤魔化しに対面最強クラスの最速襷キノガッサを組み込み、構築が完成した。

 

【パーティ紹介】

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ルカリオ@ルカリオナイト

 

特性 :  せいしんりょく→てきおうりょく

 

性格 :  おくびょう  

 

メガ後実数値 :  145-×-108-192(252)-91(4)-180(252)

 

技構成 :  悪巧み 気合玉 ラスターカノン 真空波

 

ラティクチやラティハッサム、受け回し、グロス軸、ロップ軸に対して選出。メタグロスに対してきあいだまは極力打たないように試合序盤はカバルドンのゴツメでダメージを稼ぎラスカしんくうはで縛れるように立ち回る。きあいだまは打たなければ勝てない時にしか打たないようにしていた。リザードンとの選出比はだいたい8:2でルカリオは少なめだが、選出した試合では必ず活躍してくれた。

 

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ミミッキュ@ミミッキュZ

 

特性 :  ばけのかわ

 

性格 :  いじっぱり  

 

実数値 :  131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

 

技構成 :  剣の舞 じゃれつく シャドークロー 影うち

 

 

最初はゴーストZで運用していた。ゴーストZミミッキュは剣の舞と併せることで受け出しで出てきた鋼タイプを崩すことができるが、HBのろい半分実ナットレイの流行で通りが少し悪くなり、サイクルの中でカビゴンポリゴン2などに対する打点が不足していてきついと感じたのでAS極振りを保ったまま持ち物をミミッキュZに変更した。皮が剥がれてしまうとリザマンダグロスなどによる上からの高火力であっけなく倒されてしまうので、どんな試合でも化けの皮をいつ切るかを意識し続けることを心がけた。性能が異常に高く、気付いたらこいつだけで3タテの試合も多かった。キーワードは「迷ったらミミッキュ」。

 

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カバルドン@ゴツゴツメット

 

特性 :  すなおこし

 

性格 :  わんぱく

 

実数値 :  215(252)-132-187(252)-×-92-68(4)

 

技構成 : 地震 氷の牙 あくび なまける

 

ステロあくび吹き飛ばしの共有HBDカバルドンを使っていたが、ゲッコウガカプ・レヒレが初手Zを打ってきたりして仕事をさせてもらえないことが多く今の環境では運用は難しいと考え、HBに特化させ役割を分かりやすくすることで選出難易度を低くした。最近意地捨て身ゴリラマンダが増加したのとメタグロスのさらなる流行によりこの型変更は正解だったと思う。今回はゴツメの物理クッションとしての採用だったので相手の構築に先ほども例に挙げたゲッコウガカプ・レヒレなどの特殊水がいる時は選出を控えた。相手がカバルドンによるステロ展開を嫌って特殊水を初手投げしてくる選出誘導が可能だというのもこのポケモンの特徴として挙げられる。

 

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リザードン@リザードナイトY

 

特性 :  もうか→ひでり

 

性格 :  おくびょう

 

実数値 :  153-×-98-211(252)-136-(4)-167(252)

 

技構成 :  火炎放射 オーバーヒート ソーラービーム エアスラッシュ

 

 

長い間ニトロチャージとめざめるパワー氷を採用してマンダ入りのサイクルなどに対する全抜きが可能なリザードンを使用していたのだが近頃全く刺さらないのでこの2つを切った。リザードンの役割対象を初速で勝てないボーマンダやスカーフを持つことが多いランドロスガブリアスに向ける必要はないと察したので、もともと勝てるポケモンたちに高確率で負けない技構成にした。安定炎技のかえんほうしゃ、瞬間火力重視のオーバーヒートの2種類の炎技採用。CSレヒレの増加により需要が上がったと感じたソーラービームリザードンX等に対する打点としてエアスラッシュを採用した。抜き性能ではなく対面重視のリザードンです。

 

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ボルトロス@デンキZ

 

特性 :  ちくでん

 

性格 :  ひかえめ

 

実数値 :  181(212)-×-97(52)-207(188)-101(4)-128(52)

 

技構成 :  10まんボルト めざ氷 高速移動 悪巧み

 

意地マンダの増加によりマンダに受け出しがし辛くはなったものの今期最も多いと感じたグロスヒレランドの並びに対して積極的に選出することができる。ルカミミカバリザの4匹で非常に重いギャラドスを1舞までなら食い止めることができるように調整しストッパーとしての役割も兼ねた。役割対象筆頭のドヒドイデがヌオーと組んでいる構築に選出段階からボルトロスを牽制されてしまうことが難点。今期少し増えたヌオーに対するメタとして技構成を変えてくさむすびを採用する余裕もなかったので後述するキノガッサの採用によってその問題に対してある程度の誤魔化しを施した。少なくとも僕は、今期のルカミミカバリザという並びの@2にはボルトガッサが最も適任だと感じました。電気と地面の一貫も切れるし耐性が優秀っす。

 

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キノガッサ@きあいのタスキ

 

特性 :  テクニシャン

 

性格 :  ようき

 

実数値 :  136(4)-182(252)-100-×-80-134(252)

 

技構成 :  キノコの胞子 種マシンガン 岩石封じ マッハパンチ

 

最後の1枠として今期もキノガッサを採用。草・格闘・岩の広い技範囲により初手対面で見れるポケモンの数を増やすことでゲームメイクが楽になると思い最速3ウェポンでの採用。岩石封じの採用につき性格を陽気にした。初手にゲッコウガカバルドンが来ることが多いので有利対面が多かった。モロバレルの含まれる受け回しには出していけなかったが裏を返すとモロバレルを必ず出されるので選出誘導能力が非常に優秀でリザードンを通しやすい。「コケコやレヒレの特性により現れる眠り状態を防ぐフィールド」と「ギルガルドメタグロス」の並びで腐ってしまうので相手の構築にその並びが入っている場合は初手選出を控えた。前述のボルトロスと同じくルカミミカバリザの4匹で重めの、舞ったギャラドスのストッパーを任せる事が多かった。このポケモンは全人類に「強い」ということを知られているため処理ルートが用意されている構築ばかりなので、過度な信頼をおいて脳死で扱えば速攻で腐るので使いこなすには慣れが必要だと感じた。

 

【選出】

迷ったらキノガッサリザードンミミッキュの安定した対面寄りな3匹を選出して勝率は1900以上の高レート帯でも6割程度を維持できた。

 

 

 

【後語り】

今期はとにかく対戦数を重ねて環境読みを中心に行って最後の最後まで結果を出すために真剣にパーティを練り続けました。報われてよかったと思っています。

 

 

 

【結果】 2ROMで潜りました。

 TNユーキ 最高最終2006 最終順位378位

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TNウンーコマン 最高最終2105 最終順位78位

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